【アラフィフバツイチ女性】お金、資産、結婚観。ハイスペックな彼からはいろいろ学んでお別れ。

ネット婚活の大海原で迷走した航海記録 33



アラフィフバツイチ女性 編


ボクが九州、妻が東京でネット婚活を通じて結婚に至りました。

ネット婚活では妻もボクと出会うまでは、いろんな体験をしたようです。

もしかしたら、この経験もこれから婚活を始める人に役立つのではないかということで、記事に起こしてみることになりました。

アラフィフバツイチ女性編は東京を舞台にした妻の体験記です。

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おいちゃん。スカイツリーは見えねえし…。

ランク外の女

ハイスペックなエンジニア「おいちゃん」とのメールのやりとりはそれからも続きます。

が、会おうという提案は私からが多くなったように思います。

仕事が忙しい、という印象が強い人です。

一級建築士・技術士という肩書きを持つおいちゃん、小さな事務所に務めていたので、それはそうかもしれないな、と思ってました。

出張も多い人でした。

おいちゃん「前はもっと急がしかったんだよ。収入も前より減ったしね・・・」

ウィークデーに会うことはムリで、金曜日も予定があって、土日はプライベートの予定がある。

この時点でおいちゃんの優先順位、すでに私はかなり低め。

ただの友達(都合のいい人)になりかけてますから。

曖昧な関係のままで部屋に行ったり来たりしてしまったら、まあもうムリだと、気づいたのはおいちゃんと会えなくなってからでした。

 

金曜日の夜

おいちゃんと次に会ったのは2月でした。

「オイスターでもいい?」

と言われましたが、前よりは仲良くなっていたので

「えー違うのがいいな」
「じゃあ、オイスターの前にお肉でも食べに行こうよ」

(どういうこと?そんなの聞いたことないけど・・)

金曜日の新橋駅、20時にSL広場で待ち合わせです。

少し遅れると連絡を貰っていたので、喫茶店で待っていました。

重そうなショルダーをさげたおいちゃんがSL広場に向かって歩いてくるのが見えたので、喫茶店をでて彼の方に向かいました。

「じゃ、とりあえず焼き肉を食べに行こう」とおいちゃん。

焼き肉屋さんでちょっと寄る、という感覚が面白く笑ってしまいました。

おいちゃん「だって、お肉好きでしょ?」

新橋は詳しいらしく迷うことなく向かっているようでした。

ふたりでお肉を3皿くらい、ビールも2杯ずつ、サラダも頼んで・・・・1時間弱で焼き肉屋さんを出ました。

オイスターバーでまた飲むだろうし、私も食べることになるのだから・・・となんともお腹が中途半端でヘンな気持ちです。

へんな気持ちではありましたが、私に気を遣ってくれただろうことは嬉しく思いました。

 

おいちゃんの背中

今回のデートの記憶はここでいったん途切れます。

オイスターバーへ行った風景が全く出てきません。

次のカットは酔っ払って新橋を歩いてる時です。

たくさん飲んで、フラフラと二人で歩いていました。

並んで歩くこは少なかったように思います。

いつも私はおいちゃんの背中をみて歩いていました。

ガード下を通ってるときに「家くる?」と聞かれました。

「行くー」と迷うことなくで返事をしました。

だって、最初からそのつもりでお泊まりグッズを持ってきていたのですから。

タクシーでスカイツリーの見えるおいちゃんのマンションへ向かいました。

 

ほんとはすごく行きたかった

年末に来たとき以来のおいちゃんのマンションです。

2月始めだったのでバレンタインのチョコレートを用意していました。

伊勢丹の地下にある人気のショップで並んで買ったものです。

ソファーでおいちゃんに渡します。

「あ、ありがとう」

と真顔で包装紙をビリビリ開けるおいちゃん、二人で食べます。

美味しいとも何も言わずに、ただのお菓子を食べるように、あっという間でした。

ムードも何もあったもんじゃありません。

(ま、中年になった二人がバレンタインも何もないか・・・はは)一人自虐したものです。

そして、ムードもなにもなくソファではじめて、途中、ベットへ向かいます。

「お風呂入れるね」

土曜日の遅い朝です。

お風呂の準備をしながら、化粧品のサンプルの袋をさてそのまま捨てていいものか、咄嗟に思いました。

「おいちゃん、化粧品の袋捨ててもいい?」
「別にいいよ」

これは何だったんだろう。

(もう一人いや、もう何人かいるかも知れない人たちに万が一知られてしまうかもしれないけどいいの?)

というメッセージを送ったつもりだったんだろうな。

なんでそんなこと聞くの?という風に軽くおいちゃんは答えたものです。

「どうしようか、午後から仕事行かなくちゃいけなんだけど・・・」
「あ、いいよいいよ、気にしないで」
「じゃあ、一緒に出て、お昼ご飯食べようか」

近くの定食屋さんでおいちゃんがフッと言います。

「ごめんね・・天気がいいからスカイツリーでも行けたらよかったんだけど・・」

(そんなこと思ってくれるのね・・・)

と思いつつ、「うん」と素っ気なく答えてしまいます。

本当はすごく嬉しかったのに照れると素っ気なくなってしまう悪いクセです。

あの時もっとキャピキャピ喜んでいたら、何か変わっていたのでしょうか。

 

おいちゃん。あなたとの朝はいつも二日酔いでした。

おいちゃんはバツイチ婚活で会った方達の中で私的ハイスペック男子です。

・国家資格をお持ちで(一級建築士・技術士)
・メガネ男子、180センチで
・スカイツリー近くにお住まいで
・年収900万で。
・偉ぶることなく、ちょっといじりたくなるような、くまさんのような、そんな穏やかな人でした。

自慢の彼

それから、おいちゃんからのメールは少なくなってきます。

返信も遅くなり、予定を合わせるのも難しくなります。

私は美容部員でしたので、土日に休むことはあまりできませんでした。

(私が)ゆっくり会うためには週末を連休にしたいし、平日連休にしてもおいちゃんは仕事で会えないと言うし。

逆に土日は予定があるというおいちゃん、(私が)金土連休にするしかありませんでした。

そもそもおいちゃんは私に予定を合わすことはありませんでした。

私が勝手に連休にしていだけでした。特別な関係ではなかったので当然です。

私はどうしようとしていたのだろう。

いつか付き合えると思っていたのでしょうか。

自分では簡単に出会うことの出来ない環境にいる男性で、それも理想に近いおいちゃんと過ごせることができる自分が誇らしく、自慢できる相手でした。

それは”好き”という単純な感情ではありませんでした。

 

ただの日常

次に会えたのはあれから1ヶ月後の金曜の夜でした。

翌日の土曜日は出勤で、他店のイベント開催のスタッフでの入店でした。

化粧品のイベントでは”私服応援”ということがあります。

制服の美容部員がわっさわっさいると、お客様が近寄りがたくなるので、私服で活動するというものです。

そのことが、翌日休みでなくてもおいちゃんに会いに行けた理由でした。

おいちゃんとはそのような約束はしていませんでしたが、もし泊まったとしても翌朝はそこから制服に着替えずに仕事に向かえると思っていたのです。

当日はおいちゃんのマンションの近くの駅前で待ち合わせでした。

ついにおいちゃんの近所まで行くことになりました。

それは、すでにデートとは呼べるものではありませんでした。

おいちゃんが仕事帰りに立ち寄るいつもの店に私が行っただけでしたから。

 

”ま、いっか”

地下鉄を出ると大きな通りが目の前を走ってました。

どこか待てる場所を探します。

おいちゃんから”少し遅くなる”とメールを貰っていました。

周辺をブラブラ歩き、喫茶店を見つけました。

そこで待つことにします。

「飲むところなんかさそうだけどな・・・」

繁華街でもなく、どちらかというとオフィスビルが多い街でした。

1時間弱でしょうか、おいちゃんからメールです。

「どこ?」

場所を説明するとわかったようで向かうとのこと。

数分後、喫茶店の外に立つおいちゃんを見つけました。

(中に入ってくればいいのに。ま、いっか。)

「美味しい魚が食べられる店で雑誌にもよく載る店なんだけどそこでもいい?サラリーマンが一人で立ち寄るような店だよ。」

あつこん「なんかおもしろそう!行ってみたい!」

(ま、魚はそんなに好きじゃないけどね・・ま、いっか。)

大通りを歩いて数分歩くと、何のお店もないと思っていた街に突然現れた大衆食堂のようなお店。

のれんをくぐると、回転寿司のようなカウンターで、その内側には三角巾をかぶった中年の女性が数人いて配膳をしています。

お客さんはサラリーマン、作業員、近所のおじいさん・・・カップルは私達だけでした。

一応デートのつもりの服装の私は完全に浮いていました。

当然、コート・バックを置く場所はなく、席の後ろにあったビールケースの上に置くしかありませんでした。

 

金曜日の夜と土曜日の朝

初めてのお店の雰囲気は楽しく思いました。

料理は美味しかったのかどうかよく覚えていません。

料理をつまみながら、ビールをグビグビ飲んでいるとあら不思議。

だんだん楽しくなるものです。

おいちゃんとの会話も楽しくなってきます。ビールでお腹いっぱいになってきたので店をでます。

「家来る?」

歩いても15分程で帰れるとのことでしたが、駅もすぐそこなので、一駅だけ乗って帰ることにしました。

コンビニに寄ってからマンションに向かいます。

3回目のおいちゃんの部屋はいつもと同じでした。

洗面所にもキッチンにも寝室にも、他の誰かの気配は何も感じませんでした。

翌朝は8時過ぎにマンションを出れば充分でした。

それでも、勤務先まで初めての経路だったので早めに出れたら出ようと思い、6時前から起き出しました。

おいちゃんは一度気づいたものの、また眠りに落ちていました。

3月の始め、まだまだ寒い朝です。

エアコンをつけることなく、震えながら用意を始めました。

「じゃあ、出るね。」
「・・・・うん・・・ごめん・・・鍵開けたままでいいから・・」

オトコの部屋から出勤するのは思った以上に誇らしく気分がいいものでした。

 

おいちゃん。どれにしようかな?

おいちゃんの事を思い出している時、暗い気持ちになることはありません。

いつかまたお酒を飲みながら思い出話なんてしてみたいものです。

 

所詮そんなもの

おいちゃんの家から向かう今日の仕事場は初めてヘルプに入るお店です。

今回のイベントはプロのメーキャップアーチストによるステージをして販売に繋げる、というもの。

そのお店で今後親しくなってゆく同僚と出会うことになります。

「あの時のあつこん。さん、なんかすごく色っぽくて”ただ者ではない”と思ってました。」

後日そう話してくれたともこ(32)です。

そうか。

バツイチの中年でも男とした翌日というのは漂わせることができるのだな。

妙に納得したものです。

おいちゃんとはさらに約束が難しくなっていきます。

私はおいちゃんと今まではうわべだけの話しかしていないような気がして少し深い話がしたいと思っていました。

深いといっても、それは私の仕事の話だとか、周りにいる友達の話とか。

私の事をあまり話していないことに気づいたのです。

もっと私を知って欲しいと思ったのです。

少しはするようになっていましたが、おいちゃんは特に興味を示すことはありません。

それ以前に、メールの返信の反応がすこぶる悪くなっていきました。

2月会った時にバレンタインのチョコを渡して一緒に食べていたので、このまえの3月に会った時に少しだけお返しを期待していましたが・・・ま、そんなものか、と。

 

スペックに恋して

そろそろ、次の約束をしたい私です。

3月の始めに会ったので、3月の終わりはどうだろう。

案の定、予定は詰まってるとのこと。

(ああ、そうですかそうですか。)

ならば4月だ。

まだ会社に希望休を提出していなかったのでおいちゃんの都合に合わせることが出来ます。

思い切って、土日で会えないかと考えます。

ちゃんとデートしてみたいと思いました。

その旨をメールで伝えると、な、なんと。

「ああ、4月の土日は全部予定がはいってるんだよねー」

(・・・・・・そ、そうきたか・・・・・・・)

唖然としました。

が、もう会えないかもしれないと薄々気づいていたので、(じゃ、5月になったら)とは流石に思いませんでした。

これでおいちゃんとの連絡は一旦途絶えることとなります。

シクシクと悲しみに打ちひしがれることもなく、意外な程にあっけなく終わりする事が出来ました。

なぜならば、彼に恋していた、というよりも、彼のスペックに恋をしていたから。

都内在住のスマートにエスコートしてくれる一級建築士の彼に、です。

 

とりあえずエピローグ

後日談がもう少しありますが、とりあえず、おいちゃんに婚活(恋活)していたのはここまでです。

おいちゃんとのバツイチ婚活に悔いはなく、いい思い出となりました。

交際する前に一線を越えたのが失敗だった・・・というような思いもありません。

それも含めての婚活かなと思うのです。そもそも40過ぎになってこういう事があって光栄だと思います。

おいちゃんはきちんとパートナー捜しをしていたのだと思います。

私を選んでくれなかった要因のひとつは、スペック格差、だったのかなと思います。

それがわかったのは、これから数年後においちゃんと再会してからでした。

 

おいちゃんとそれから。いえーい!元気だった?

おいちゃんとのバツイチ婚活は約4ヶ月で終わります。

おいちゃんのことはしばらく後悔の念が残りました。

ああ、途中までは上手くいっていたような気がするのになあ・・・。

後悔といっても笑って話せるような「ネット婚活武勇伝」。

バツイチ40女でも、やる気さえあれば出会える!

それもネット婚活で、こんなに高スペック男子と係わることが出来る!みたいな。

しかし、”出会える止まり”ではありましたが。

そして、おいちゃんにはっきりとふられていません、だから”サヨナラ”はいっていませんでした

 

おいちゃんとLINEで復活

それは、数年後のおいちゃんからLINEで始まります。

おいちゃん「元気?」

あまりにも唐突でした。

ほんとに、こんな感じ。

なんの前置きもなく。

この時は適当に何往復かやり取りして終わります。

さらにそれから数ヶ月後だったと思います。

おいちゃん「元気?」

相変わらず唐突です。

(げ、なんなの???)

当時付き合っている人がいたのでその旨を伝えます。

また適当に何往復かして終わります。

さらに数ヶ月後。

おいちゃん「元気?うまくいってるの?」

唐突な物言いに少し慣れてきました。

逆に時々思い出してくれるんだな、とちょっと嬉しく思います。

当時、付き合っていた男と別れる別れないをやってる時で、他の事は考える余裕がなく、また適当にあしらってしまいました。

これ以降、おいちゃんからのLINEは多くなります。

「その後どう?ふんふん・・そう、大変だねえ。」というようなLINEを何通かやり取りしたものです。

 

男には追わせないと

「別れた」

という報告を数ヶ月後にすることになります。

おいちゃん「今度飲みに行こうよ。」

(どの口が言ってるのかねえ)

引っ越しでバタバタしてるから落ち着いたらね。

おいちゃん「落ち着いたら連絡ちょうだいね。」

じき忘れるだろう、と落ち着いてからも放置していました。

そのことはすっかり忘れていたので2ヶ月近く経っていました。

おいちゃん「どう?落ち着いた?」

げ。忘れていた!!本気で言っていたんだ・・・。

そしておいちゃんの熱い想いに応えることにします。

あの頃は日程なんか合わせてくれたことなかったのに、今回は都合をつけて私に合わせてくれました。

”男には追わせないとダメだ”

と、おいちゃんには恋愛感情は一切ありませんでしたがなぜかこんなことを再認識したものです。

 

昔馴染

ウィークデーです。

おいちゃん「うんいいよ。7時過ぎには行けると思うよ。」

あの頃は週末にしか会えないと言っていたおいちゃんが私に合わせてくれるなんて・・・こちらの態度が変われば、人は変わるものなのだなあ。

数年ぶりの再会はおいちゃんの仕事場の関係で日本橋でした。

「着いたよ、どこ?」
「交差点にいるよ」

向こう側の横断歩道に重そうな肩掛けバックのおいちゃんを見つけます。

おいちゃんも気づいたようで、軽く手を上げています。

親しげに手を振るおいちゃんの素振りに驚き、嬉しく思った事を覚えています。

商業ビルの焼き鳥屋さんです。

肩の力が完全に抜けている私達はすっかり友達口調になっていました。

昔馴染のようなものです。

一瞬、お互いの家を行き来していたわけですから、

”親しい間柄”ではあります。

お互いの近況報告がメインの1次会でした。

恋愛感情がない男と会うのって楽しいのか、いささか疑問ではあったのですが・・・。

楽しいと言うことが判明しました。

おいちゃんは”好きな友達”で”楽しい”ということが判明しました。

 

日本橋の夜は少し切なく

おいちゃんが良い具合にお酒を飲ませるので良い具合で酔っ払ってきました。

一軒目の焼き鳥屋さんはおいちゃんがご馳走してくれました。

いつもおいちゃんはそうでした。

それは私がただの”知り合い”になっても同じでした。

憎たらしいくらいに、いつの時も自然で格好よく、そうでした。

おいちゃん「あ、いいよいいよ。」

しかし、今回はなんとなく心苦しいものがありました。

あつこん「もう少し飲むでしょ?じゃあ次は私が出すね。」

おいちゃんは笑っていました。

日本橋を歩いています。

大きな通り沿い、オフィスビルが建ち並びます。

橋の袂に明かりを見つけます。

あつこん「おおっ!なんかオシャレなバーなんじゃないの???あそこにしよう!!!」

店に入ると薄暗いカッコいいバーでした。

店員さんはシャツとネクタイで、お客さんもこじゃれたサラリーマン、大人の女性達が数組いました。

おいちゃんの現在を聞き出します。

あつこん「で、結局今はどうなってるの?」

おいちゃん「あれから引っ越してね。スカイツリー近くにマンションを買ったんだよね。」

あつこん「な、なんと!!!すごいなあー・・え、結婚はしてないよね?」

おいちゃん「してないけど、一緒に住んでる人がいるの。」

話を聞くと、あの時言っていた

”1ヶ月会っていないけど、もう一人会っている人はいるんだ”の人だそうです。

酔っていたのでしょう。

おいちゃんはこんなこともついポロリといっちゃてったました。

おいちゃん「彼女は”おみやげ”持ってきてくれたんだよねー」

(おみやげ??)

おいちゃん「彼女、都内にマンション持っていたんだけど、それの家賃収入が毎月十数万円あるんだよねー」

負けました。

敗北感半端ない。

だめだこりゃ。

少し切ない夜でした。

 

おいちゃんとそれから。こりゃ勝ち目ないわな。

最強の彼女

当時、負ける気がしなかったもう一人の女性は私より10才年上でした。

都内のマンションを購入するような、賢明な女性だということを知ります。もう少し話を聞いてみます。

おいちゃん「子供のいないバツイチでね、離婚したときにマンションを買ってるんだよね。あと、僕と趣味が同じなんだ。」

(・・・さようですか。)

おいちゃんの趣味はマラソンです。

マンションか・・・・そういえば、Sさん(アラフォー女子)もマンションを買っていたよなあ・・・。

 

・Sさんの話

Sさんはずっとそのマンションに住む気はないと言っていました。マンションは資産なんだって。

新宿区に近い渋谷区のマンション。Sさんのマンション購入に影響を受け、

あつこん「よし!マンション買ったる!!」

Sさんの会社でローン組めるんなら、うちの会社だって楽々組めるはずだ。(Sさんも美容部員です)

と、浅はかな女は一瞬本気で考えたものです。

よくよく考えると、”箱”を買ったところでて”中身”を買うお金はありません。

お給料はあるだけ使っていたので。

諸経費に宛てる為の貯金もないことに気づいたものでした。

 

あつこん「彼女の写真ないの?」

おいちゃん「いつもちゃんと撮らせてくれないんだよね。」

と見せてくれた写真は、リビングで撮ったと思われるもので、変顔をしてる彼女でした。

あつこん「変顔をしてこのクオリティー!!!!」

とてもキレイなおひとでした。

変顔もしちゃうなんて・・・。

(だめだこりゃ。)

2度も敗北感を味わうなんて。

お金もある。

美貌もある。

見識もありそうだ。

その上、チャーミングだ。

最強。

「で、マンションはおいちゃんが買ったの?」
「いや、彼女と半々でローン組んだだよね。」

あつこん「なに、結婚せずに、一緒にローン組んでマンション買ったの!!」

おいちゃん「そうなんだよねー。」

と呑気なおいちゃん。

おいちゃん「でもご両親には挨拶したんだよねー」

おいちゃんってこんなおもしろい人だったんだ・・・。

(おいちゃんは今でも自由に夜出歩いてるようだ。こんな風に昔関係を持ったオンナにも自由に会えるおいちゃん。)

おいちゃんは婚活で出会った友達は男女とも多く、そして、私みたいな女性もたくさんいるのかもしれず。

「でも、彼女もよくオトコ上司と二人で飲みに行ったりしてるよ~」

それはそれでお互い上手くいってるんだろう。羨ましい限りだ。

おいちゃん「でもねえ・・・。」

と少し不満そうな様子です。

(なに、何が不満なのさ!!!)

なんだか腹が立ってきました。

 

ただのプラスアルファ

(なに、どうしたっていうのよ?)

おいちゃん「いやね・・彼女あまりスキじゃないんだよね・・・」

(あ?何が?なにがよっ?)

おいちゃん「もう数ヶ月もしてないんだよね・・・。」

あ、あ・・・・そういうこと・・・ね・・・言葉に詰まってしまいました。

あまり触れたくなかった類いの話でした。

「うむ。もはや夫婦みたいなもので、一緒に生活してるとそうなるかもね・・・」

と一応結婚歴のある私、少し上からモノを言います。

おいちゃん「だから・・・さあ・・・ね??」

みたいには決してならないおいちゃんです。

よかった・・・心底よかったと思いました。

ということは、おいちゃんは彼女としたいと思っているんだ。

”彼女のスペック”はあくまでもプラスアルファであって、ちゃんと彼女の事が好きなのだと。

”私が何ももっていなかったから負けた”と思っていた自分が情けなく思いました。

 

納得

おいちゃんと飲む時はいつも気持ちよく酔っ払いました。

「それにしてもさー」

酔った勢いで少し当時の話をしてみます。

あつこん「よくもまあ、また会おうなんて言えたものだよねー」

「え、だって・・・」

おいちゃんはニンマリとこう言います。

おいちゃん「だって、サヨナラはいってないでしょ?だからまた会えるの。でしょ?」

(ははーーん。そうきたか。)

確かに、おいちゃんとの最後は

「今月の土日は全部予定があるんだよねー」

と言われたことで私がおいちゃんを”やーめた”でした。

参りました。仰るとおりです。

 

酩酊してても男前

そろそろ終電の時間です。

私が出すと言ったので、伝票を見ます。お酒4~5杯とナッツで8000円ほどでした。

(ずっとご馳走してくれていたのだもの、これくらい安いものだ!)

と思っていると、おいちゃんは酩酊していながらも、お財布からサッと5000円札を出してくれました。

「お、おいちゃん・・・・・ありがと」

ありがたく頂くことにしました。

 

おいちゃんとそれから。ぐでんぐでん。

おいちゃんと私

再婚が決まったとき、おいちゃんには特に連絡はしませんでした。

といいますか、それどころでなく存在をすっかり忘れていたのでしょう。

おいちゃんには例のごとく時々寄越してくるLINEで

「再婚するかも」

おいちゃん「えーホントに?それはよかったねー」

というやり取りがあり、次に寄越したLINEの返信で

「長崎の人と再婚するよー」

おいちゃん「じゃあお祝いしなきゃねー」

というのが最後だったと記憶しています。結局会うことなく長崎に旅だったのでした。

 

おいちゃん、アラフィフになる

おいちゃんにバツイチ婚活で会った時私は40才。(おいちゃん45才)

再婚活後に会いだした時私は44才か45才で。

あつこん「おいちゃん、ついに50だねーうしし。」

おいちゃん「失礼だなーまだ49だよー」

そんなことを言っていたのは初夏に日本橋で再会した後、次に会った晩秋だったように記憶しています。

新宿がいいという私に、「じゃあ店を選んでおくね」とおいちゃん。

おいちゃん「牡蠣好きでしょ?」

”いや、好きではありませんけど・・・・あなたが好きなだけだよね・・・”

”そうだったっけ?笑”

”食べられるようになっただけだよ・・・別にいいけどね・・・”

随分と軽口を言い合える間柄になっていました。

 

やっぱり最強

世間話でお酒がすすみます。

気になっているおいちゃんの最強の彼女の話を振ります。

あつこん「なんで結婚しないの?」

おいちゃん「うーん。別に理由はないんだけどね・・・」

する必要性がない・・・みたいなことを言っていたような・・・。

あつこん「もまあ、ローン一緒に組んで一緒にくらいしてるんだから、確か5年くらいで事実婚になるから法的にも大丈夫なはずだよねー」

私は彼女の立場で言っていました。

そんなことを回顧していたら、気になったのでサクサクしてみました。

”確か5年くらいで事実婚になるから法的にも大丈夫なはずだよねー”

これはどうやら間違いのようでした。

期間についての記載はどこにもなかったです。

5年というのはきっと法律モノのドラマかなんかで見聞きした情報を適当に言ってしまったようです。

【事実婚】
結婚届を出さないで、事実上の夫婦生活を営む結婚形態。内縁という言葉が、事情があって結婚届を出せないという意味に受け取られやすいため、結婚届を出さないことを「積極的に」選んだことを前面に出すために作られた言葉。夫婦別姓を貫きたいという理由が多いが、職場の人に結婚している事実を知られたくない、夫婦という私的な関係を公的なものに規制されたくないなどの理由も見られる。法的には、内縁、準内縁と見なされ、保護の対象になる。
(山田昌弘 東京学芸大学教授 / 2007年)

夫婦別姓かあ。

なんか本当に自立してないとなかなか出来ないことだなと。

私には到底真似できません・・・。

 

ぐでんぐでん

牡蠣のお店でひとり焼酎を飲んでいたおいちゃん、結構酔っ払っています。

当然のように2軒目を探してブラブラして、ガラス張りのバーに入ってみます。

グラスワインを二人で飲んで、おいちゃんはベロベロになってしまいます。

(こんなに弱かったっけなあ・・・・)時流れを感じずにはいられませんでした。

おいちゃん「カラオケ行くよ。」

「うそでしょ?えーどうしようかなー○○(私の住んでいた街)でならいいよ。」
「いいよ、行こうよ」

おいちゃんはいつになく酔っ払っていたのでホントに分かっているのか不安でした。

「じゃ、タクシーだよ、それでもいいの?」
「いいよ、行こう」

(まあ、タクシーで家の近くまで帰れるからいいか・・・)

ぐでんぐでんのおいちゃん、車中でスヤスヤと夢の中へ。

スカイツリーが見えるおいちゃんのタワーマンションとは真逆の都下の街へ向かいます。

 

容赦ない

タクシーが駅前に着きました。

「おいちゃん、着いたよ」

移動中ずっとおいちゃんは眠っていました。

「・・・・あ、うん。」
「7000円だって」

寝ぼけながらおいちゃんはお財布を出します。

なんとお財布には千円札が2枚しか入っていないではありませんか・・・。

おいちゃんも、”あれあれ???”とお財布の仕切りを触りながら探しています。

(どうしたものか、仕方あるまい・・・・)

と私がお財布を出そうとしたとき、スッとカードを出して払うおいちゃん。

(さすが・・・・酔ってもおいちゃんはおいちゃんだわ。)

我ながら容赦なかった・・・。

深夜の静かな都下の駅前です。

徒歩数分のカラオケ店へ(一応)向かいます。

ソファーに座って、少し調子に乗ったおいちゃんが私にしなだれかかってきたので、軽く押し返しドリンクを頼んだところのカットで記憶が途切れています。

 

おばさん、おじさんを置き去りにする

目が覚めると、ソファーに座っており、隣にはおいちゃんが死人のように眠りこけていました。

時計を見ると3時でした。

(どうしたものか。ベッドで寝たい・・・帰りたい・・・・・)

おいちゃんには”明日仕事ー”と言っていましたが、実は・・・休みでした。

(ごめんよ・・・・おいちゃん・・・)

あつこん「ねえねえ、おいちゃん、明日仕事だから私帰るよ・・・」

おいちゃん「う、うん・・・・いいよ・・・」

「おいちゃんはどうするの?」
「始発で帰るよ・・・」また目を閉じるおいちゃん・・

「じゃ、ごめんね・・・・」

酔っ払いのアラフィフのおじさんを置き去りに、おばさんは家に帰ってしまいました。

(ちょっと気の毒だったけどね、まあ、いっか・・・)

おいちゃん大丈夫だたかと思い夜にLINEをすると、

「そっちも仕事おつかれ~」

と相変わらずの返信で少し安心しました。

そうよね、いい大人のオトコなんですものね。

それ以後、おいちゃんの紹介で2対2で会ったことがありました。

それはイマイチすぎたので気が向いたら回顧してみようと思います。

おいちゃん「えーそうだった??おすすめの人だったのになあ。土地をあげるっていっていたのにね・・・」

いらんわ。

 

また会う日まで

おいちゃんとの思い出話はこれでおしまいです。

少し現実的な話になりますが、「ない」よりは「あった」方がいいのはお金と資産。

私が利用したネット婚活ですが、”希望年収”をプロフィールに記載するのって女性だけだったのですが、男性も同じように”希望年収”ってあるんだと思いました。

高収入のおいちゃんでも、彼女が”おみやげ”を持ってきてくれたことを相当喜んでいましたから。

それと、おいちゃんと交際する前に一線を越えたことは、自然の流れでした。

この年になって、ちゃんとしてから・・、という気持ちもほぼありませんでした。

これに関しての後悔は一切ありません。逆にそこまで知ってからの交際の方が私には自然に思いました。

おいちゃんとは連絡をすればすぐ会える、と今でも思っています。

昔馴染ですから、おいちゃんは。

またいつか、会う日までは、さようなら。

 


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